2月18日の「気まぐれ空模様」 ~テレビドラマ考4~

百尺竿頭一歩<ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ>。これは去年の大河ドラマ「おんな城主直虎」に度々出てきた禅語。百尺の竿の先に達しているけれど、さらにその先へ一歩進めようとするという意味。◆頂点に達しながらもさらなる高みを目指す。まさに、これって、平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で、66年ぶりの2連覇を達成した羽生結弦選手のことですね。◆一寸先は闇のレベルでジタバタしている身としては忸怩たる思い。自分の心の弱さと闘って、17日に行われた羽生選手のフリー演技だけは何とかリアルタイムでテレビ観戦。◆心拍数が上昇、羽生選手が無事に演技を終えたのを確認し、残り2選手の演技はとても見る勇気がなくて途中でスイッチを切ってしまいました。羽生選手の精神力の強さには、つくづく感服です。◆冬のスポーツには無縁、寒い風景は目にするのもいや、開幕前は関心も低かった平昌冬季五輪だけれど、始まってみればこの私ですら日本勢の活躍に声援を送っているという始末。そういうわけで、オリンピックの生中継や特番の煽りを受けて、裏番組の生半可なドラマは視聴率が急降下するかも。◆土曜ドラマ枠で放送されている<もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜>。思わせぶりなタイトルながらあまりにもくだらない内容で、もしかしてこれは新手のコメディドラマなのかと訝りながら、初回からついつい観続けてきたけれど。◆さすがに今回は、日本勢のワンツーフィニッシュで劇的に幕を閉じたフィギュア男子の興奮冷めやらぬ状況ではきつかった。美しい顔芸を披露してくれる主演の山田涼介は微笑ましいし、姉役の波瑠は昔からファンだし、何も考えずリラックスして観られるのでそれなりに楽しみにしていたのだけれど、一気に夢から覚めた気がする。◆オリンピックにも負けない見応えのあるドラマは、死因究明のスペシャリストたちが不自然死の謎を解く一話完結の法医学ミステリー<アンナチュラル>。視聴が4回目からと出遅れてしまったのが悔やまれる。もう、目が離せません。久々、水準の高さを感じさせるドラマ。◆スピードスケート女子500メートル、小平奈緒選手が金メダル!おめでとうございます!<つづく>

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